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16.05.19(Thu)

8ヶ月の赤ちゃんの育児情報をまとめました。

この時期(8か月)のページもくじ
ずりばいで活発な運動。体重も微増加。【体重に関して】
栄養バランスを考え始めよう。【食事に関して】
両手でおもちゃをつかって遊ぶよ。【この時期の特徴に関して】
ずりばいがハイハイに。【発達に関して】
色のちがいを認識しよう!【育脳・教育に関して】
こんなことがあった!【ママたちのコメントに関して】
隅々まで安全確認を!【やらなければいけないことに関して】

8ヶ月の赤ちゃんの平均体重

安定しておすわりができ、ズリバイもはじめます。運動量も順調に増えて、体重の増加量も少しずつ減ってきます。この時期は体重や身長も安定して増えていきます。

男の子
身長:66.5cm~75.0cm
体重:6,950g~10,250g
(1日あたり10~20g増加)
女の子
身長:64.0cm~73.0cm
体重:6,500g~9,350g
(1日あたり10~20g増加)

8ヶ月の赤ちゃんの食事

8ヶ月の離乳食(2回食)

先月に引き続き、2回食がもうすこし続きます。摂取できる食材も増えてきたので、そろそろ栄養のバランスを考え始める時期となります。
米が10に対してタンパク質食材を3と野菜食材4と考えて、離乳食を進めていきましょう。
食材も鳥のささ身からすすんで、鶏レバーも食べれるようになります。魚に関しては白身魚も赤み食べられるようになります。すべて茹でたものを与えましょう。
食品は、まず少しずつ与えて、様子を見ながらすすめましょう。

母乳やミルクは、離乳食を始める前と同様にあげてください。

どんな食材がよいの?

  • 少し粒が残ったくらいのつぶしが湯(出来上がったごはん20g対し、お湯を60ml)
  • 少し固形が残ったくらいの人参や少し固形が残ったくらいのかぼちゃの野菜メニュー
  • タンパク質の摂取のためにゆでてつぶした豆腐に加え、脂肪分の少ない鳥のささ身や赤みの魚をゆでて、こしてペースト状したもの
【炭水化物類】
米、麺類(うどん、スパゲティー、マカロニ)、食パン、小麦粉類(アレルギーあり)
【野菜】
おいも(じゃがいも、さつまいも)、かぼちゃ、ほうれん草、にんじん、トマト、キャベツ、玉ねぎ、ブロッコリー、はくさい、キャベツ、レタス、とうもろこし、きゅうり、ナス、ピマン、アスパラガス、ねぎ、にら、わかめ
【果物】
バナナ、りんご
【タンパク質類】
豆腐、きなこ(アレルギーあり)、白身魚(たい、ひらめ、かれい、たら(アレルギーあり))、しらす

8ヶ月の赤ちゃんはこんな時期

おすわりしながら、両手を使い自由に遊びます。

おすわりにも慣れてきて、倒れたり、バランスを崩すこともなくなり、安心してみてられるようになりました。先月までは、赤ちゃんもまだまだおすわりに慣れていなかったので、手を使ってバランスをとったりしていましたが、この時期になると手で支える必要なくなり、おすわりしながら、おもちゃで遊んだり、興味のあるものに手を伸ばしたりと自由に両手が使えるようになります。
近くにティッシュケースなどがあると、空になるまでティッシュを出し続けたり、いたずらも目立つようになります。またいろいろなものを口に入れる機会が増えますので、誤飲を防ぐために部屋に飲み込みそうなものを置かないように整理整頓を心がけましょう。

ずりばいで移動範囲が広がります。

ようやくおすわりができるようになったと思ったら、すぐにずりばいの時期になります。手の届かないところにおもちゃなどがあったりすると、寝返りをしながら近づいたりしていましたが、今度はずりばいをしながら取りに行ったりするようになります。ズリバイが始まるとすぐにハイハイができるようになりそうですが、まだ少し時間がかかります。
ずりばいは赤ちゃんにとって、移動範囲が広がる大きな一歩となります。
これからは部屋中をずりばいで移動するようになります。

食事にこだわりで出てきます。

食べることのできる食品の数もぐっと増えてきて、少しずつ自分の好みが出てくるようになります。自我が出てくるのは良いことですが、栄養のバランスは気をつけなければいけません。食べようとしない食品も調理法などを工夫することで食べられるようにしてあげましょう。
これまでは、ママにスプーンを使って、赤ちゃんの口に運んでもらっていましたが、自分でスプーンを使いたがったりしはじめます。食器の持ち方など、教えたり、補助をしながら赤ちゃんが率先して自分で食べられるようにしていきましょう。

自分以外の赤ちゃんに反応します。

自分以外の赤ちゃんを見ると興味深げに観察する様子が見られます。まだまだ遊びを一緒に楽しむことはできませんが、身近に同年代のお友達がいたらいっしょに遊んでだら良い影響が出るでしょう。これからは社会性が発達してきますので、より赤ちゃんとのコミュニケーションが大切になってきます。

達成の目安・発達表

7か月~9か月までの発達表

8ヶ月の赤ちゃんの育脳ポイント

  • 今まではとは違い、少し複雑な動きができるようになってきました。「はめ込んだり」「ねじったり」「回したり」をするおもちゃや道具で遊ばせましょう。最初はジャムなどの空き瓶を蓋とセットで遊ばせてみましょう。ママが蓋をしめたり、開けたりと見本を見せてあげてください。モノの動きや仕組みなどを徐々に覚えてきます。
    瓶などが使いこなせるようになったら、もう少し複雑なおもちゃを買ってあげるといいでしょう。
  • 単純な青・赤・黄の3色の違いを認識できるよう時期が近づいています。青・赤・黄のシールを使って、遊ばせながら、色の存在を認識させましょう。最初は同じ色のもの、例えばりんごは赤いシールを貼っていきながら、「同じ色だね」と話しかけてみましょう。3色それぞれを赤ちゃんが好みそうなものとあわせて説明していきましょう。

3ヶ月の赤ちゃんのママたちの出来事

【うちの子:生後8ヶ月2日】
今日歩行器を買ってきてのせてみました。前にすすめません。後ろにばかり下がります。でもとても気に入ってくれたみたいでちょっと安心です。
るいくん(男の子)のママ
【うちの子:生後8ヶ月7日】
後追いがすごい。少しでもママが見えないと泣いて探している。そんなに愛されてママは嬉しくてたまらない。
りく(男の子)のママ
【うちの子:生後8ヶ月24日】
今日初めて一人でお座りしている所を発見しました。とっても感動感激嬉しいです。確実に成長してるんだなあ。すごいです。きちんと座れるようになったら着替えがらくになるんだろうなあ。
ユウくん(男の子)のママ

生後8ヶ月の間にやらなければいけないこと

  • 安全対策

まだまだ入れないと油断しないでください。

少しずつ行動範囲が広くなって、危険も広がってきます。まだまだ安全だと思っていた場所に赤ちゃんが入り込んでしまうかのせいもあります。
トイレやお風呂で事故にあってしまう赤ちゃんもこの時期から1歳半ばくらいまで非常に多くいます。
すこしでも入る余地のある場所をロックして入れなくしたり、おふろのベビーバスに水がはっていないかなど、細かくチェックをしましょう。

この記事を書いた人

この記事を書いた人

職業:ウェブディレクター。 教育サイトの運営に携わり、教育論について興味を持ち始める。同時期に第一子(2012生)が生まれ、教育系ブログを立ち上げを決心する。